Vol.16 興味関心のわかれみち

朝寝昼起き、ろば日記です。

 

先日、大学の授業をきいていて考えたことをちょっと書いてみようと思います。

その授業はアフリカ地域研究を主に扱っており、アフリカに関する授業自体珍しいと思います。僕は来年からそれに近いことを勉強するために履修したのですが…。

 

その授業の最終回で先生が「今まで扱った授業のことは覚えていなくて構わないので、これから日常で耳にした、目にしたアフリカに関する事柄に「お?」と反応できる、勘所をつかめるようになってほしい」と話されていて、確かにな~と思いました。

 

というのも、この「勘所」とやらについては多くの方が経験されたことがあると思うんです。

例えば。

街なかの至るところで流れる音楽。流れているのはわかるけど、馬耳東風状態で特に耳にも入ってこない方は多いと思います。

ただ、あるとき友人が聴いていて偶然頭に残っていた音楽が街なかで流れていると、「お、これ知ってる~」ってなりますよね。そしてそれが耳から離れなくなる、と。

 

それまで興味関心のきの字もなかったものが、少し知っているだけで反応できるようになる。

これが先生の言いたかった「勘所」だと思います。

 

つまり、興味関心を持つかどうかって、ちょっと知っている、ちょっとやってみたところから始まると思うんです。

逆にいえば、やってもいない、知りもしないのに「興味ない」と決めつけるのはちょっと早いんじゃないかな?と。

 

僕自身にこれは言い聞かせたいのですが、僕はこれまでディズニーに一度も行ったことがありません。

行こうと思えば行けるときは今までいくらでもあったんですが、行きませんでした。

というのも、「あんな着ぐるみが必死に踊っているの観て何が面白いんだよ?」「夢の国?なにそれおいしいの?」という冷めた見方をしていて、今思えばつまらないことを言っていたな~って思います。

 

やっぱり一度行ってから、やってみてから、少し知ってから興味関心の有無をみるべきだったなと反省しています。

だからといって、明日ディズニー行くかって聞かれたら…う~ん…。

 

ではまた。

2021.1.24